関節リウマチ治療でモニタリングする事柄
関節リウマチの治療が多様化しておりますが、治療開始前やモニタリングが使用する薬剤によって多少変わってきます。以下に簡単にまとめました。
治療開始前の推奨
●すべての患者は治療を開始、再開、または大幅に増量前には血球、クレアチニン、トランスアミナーゼ、ESR、CRPを取るべき
●PSL20mg/日以上、DMARDs、生物学的製剤、JAK阻害薬(トファシチニブ)を開始する前にはB型肝炎(HBs抗原, HBs抗体, HBc抗体)、C型肝炎(HCV抗体)のスクリーニングをすべき
●ヒドロキシクロロキンを開始前には眼科的スクリーニングをすべき
●DMARDs, 生物学的製剤、JAK阻害薬を開始前には潜在性肺結核のスクリーニング(QFT、胸部X線など)をすべき
モニタリング項目
【参考文献】
UpToDate 『General principles of management of rheumatoid arthritis in adults』Last update Apr 17. 2019.